「自作PCを作りたいけど、どのPCケースを選べばいいんだろう?」そんな悩みを抱えていませんか?パソコンの見た目や性能を左右するPCケースは、ただの「箱」ではありません。空冷や水冷、拡張性やデザイン…選び方次第で、あなたのPCライフがもっと快適で、楽しいものに変わるんです。この記事では、初心者でも迷わず最適なPCケースを選べるよう、わかりやすくポイントを解説。理想のPCを手に入れるための最初の一歩を、今ここで踏み出しましょう!
目次
PCケースの選び方と気になるメーカー3選
ポイント
- サイズ:PCケースのサイズは、マザーボードの規格に合わせて選びます。一般的に、ATX、MicroATX、Mini-ITXの3種類があります。ATXは最も大きく、拡張性が高いですが、サイズが大きく場所を取ります。Mini-ITXは最も小さく、コンパクトにまとめられますが、あとからパーツを付けるときケース内にスペースがないこともあり、拡張性が低いです。MicroATXはその中間で、バランスが良いです。
- 冷却性能:PCケースの冷却性能は、パソコンの動作温度や静音性に関わります。冷却性能を高めるためには、PCケースにファンや水冷ユニットを取り付ける必要があります。ファンは、空気を循環させて熱を逃がす役割をします。水冷ユニットは、水を循環させて熱を吸収する役割をします。ファンは安価で簡単に取り付けられますが、騒音が発生します。水冷ユニットは高価で取り付けが難しいですが、静音で効果的です。PCケースを選ぶ際には、ファンや水冷ユニットのサイズや数に対応できるかどうかを確認しましょう。
- デザイン:PCケースのデザインは、パソコンの見た目や雰囲気に影響します。デザインは好みによって異なりますが、一般的には、シンプルでスタイリッシュなものや、カラフルで個性的なものがあります。また、PCケースには、窓付きやRGB LED付きなどのオプションもあります。窓付きは、内部のパーツを見せることができます。RGB LED付きは、色やパターンを変えることができます。PCケースを選ぶ際には、自分の好みや目的に合わせて選びましょう。
以上のポイントを踏まえて、現在、気になっているおすすめのPCケースメーカー3選を紹介します。
以下の3点のメーカー中から、息子と現在選定中です。(実物見に行って決める予定なので変わるかもしれませんが、今のところ有力候補です)ちなみに自分はFractal DesignのPCケースを使用しています。拡張性は良いのですが、やっぱりでかいです。
引用元:Fractal Design HPより https://www.fractal-design.com/
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- Fractal Design:Fractal Designは、スウェーデンのPCケースメーカーです。シンプルで洗練されたデザインと高い冷却性能が特徴です。ATX対応のPCケースとしては、DefineシリーズやMeshifyシリーズが人気です。Defineシリーズは、静音性に優れたPCケースで、窓付きや水冷ユニット対応のモデルもあります。Meshifyシリーズは、メッシュパネルを採用したPCケースで、高い空気の流れとRGB LEDの演出が魅力です。
- NZXT:NZXTは、アメリカのPCケースメーカーです。カラフルでモダンなデザインと高い拡張性が特徴です。ATX対応のPCケースとしては、HシリーズやPhantomシリーズが人気です。Hシリーズは、色や形が豊富なPCケースで、窓付きやRGB LED付きのモデルもあります。Phantomシリーズは、未来的で斬新なPCケースで、ファンや水冷ユニットの取り付けが容易です。
- Corsair:Corsairは、アメリカのPCケースメーカーです。高品質で堅牢なデザインと高い性能が特徴です。ATX対応のPCケースとしては、CarbideシリーズやCrystalシリーズが人気です。Carbideシリーズは、耐久性に優れたPCケースで、ファンや水冷ユニットの数や位置を自由に変えられます。Crystalシリーズは、ガラスパネルを採用したPCケースで、内部のパーツやRGB LEDの光を美しく見せられます。
PCケースを選ぶ際には、以下のような項目にも注目すると良いでしょう。
- 前面インターフェイス:PCケースの前面には、USBポートやオーディオジャック、電源ボタンなどのインターフェイスがあります。これらは、パソコンの操作や周辺機器の接続に便利です。PCケースを選ぶ際には、自分が必要とするインターフェイスの種類や数を確認しましょう。例えば、USB 3.0やUSB Type-Cなどの高速なポートや、光学ドライブやカードリーダーなどの拡張ベイがあると利便性は上がります。
- ロープロファイル:ロープロファイルとは、通常の拡張スロットよりも幅が狭い拡張カードのことです。スリム型やキューブ型などのコンパクトなPCケースでは、ロープロファイルに対応した拡張カードしか搭載できない場合があります。PCケースを選ぶ際には、自分が搭載したい拡張カードのサイズと、PCケースの対応サイズを確認しましょう。例えば、グラフィックカードやサウンドカードなどの高性能な拡張カードは、ロープロファイルに対応していないことが多いです。
- サイドパネル:PCケースのサイドパネルは、内部のパーツを見せるか隠すかに影響します。サイドパネルには、以下のような種類があります。
- 窓付き:サイドパネルに透明な窓があるPCケースです。内部のパーツやRGB LEDの光を見せることができます。見た目にこだわる方や、自分のパソコンを自慢したい方に向いています。
- 窓なし:サイドパネルに窓がないPCケースです。内部のパーツやRGB LEDの光を隠すことができます。シンプルで落ち着いた雰囲気が好きな方や、パソコンの見た目にあまり興味がない方に向いています。
- 遮音材付き:サイドパネルに遮音材があるPCケースです。内部のパーツの騒音を抑えることができます。静音性を重視する方や、パソコンの音に敏感な方に向いています。
- ファンコントローラー:ファンコントローラーとは、PCケースに取り付けられたファンの回転数や電圧を調整する機能のことです。ファンコントローラーがあると、パソコンの冷却性能や静音性を自分の好みに合わせて変えることができます。PCケースを選ぶ際には、ファンコントローラーの有無や、対応するファンの数や種類を確認しましょう。例えば、PWMファンやRGB LEDファンなどの特殊なファンに対応しているかどうかが重要です。
- カラー:PCケースのカラーは、パソコンの見た目や雰囲気に影響します。カラーは好みによって異なりますが、一般的には、以下のような種類があります。
- ブラック:ブラックは、シンプルでスタイリッシュなカラーです。どんな環境にも馴染みやすく、汚れも目立ちにくいです。ビジネスやゲーミングなど、幅広い用途に向いています。
- ホワイト:ホワイトは、明るく清潔感のあるカラーです。爽やかでモダンな印象を与えます。インテリアやデザインにこだわる方や、おしゃれなパソコンを作りたい方に向いています。
- レッド:レッドは、情熱的でエネルギッシュなカラーです。目立ちやすく、個性的な印象を与えます。アクティブで冒険好きな方や、攻撃的なゲーミングパソコンを作りたい方に向いています。
- ブルー:ブルーは、落ち着きや知性のあるカラーです。涼しげで高級感のある印象を与えます。静かで穏やかな方や、クリエイティブな作業をする方に向いています。
- グリーン:グリーンは、自然や健康のあるカラーです。やさしくて癒しの印象を与えます。環境に優しい方や、リラックスしたい方に向いています。
- その他:その他にも、ピンクやパープル、オレンジなどのカラフルなカラーや、シルバーやゴールドなどのメタリックなカラーなどがあります。これらのカラーは、自分の好みや個性を表現したい方や、他とは違うパソコンを作りたい方に向いています。
以上が、PCケースの選び方についての説明でした。現在、息子とこの中から悩み中。とりあえず予算と部屋のレイアウトを決定して、近いうちに、記事更新の中でPCケースは、決定していきたいと思います。みなさんも、PCケースはパソコンの性能や見た目に大きく影響するパーツなので、自分の用途や好みに合わせて選んでくださいね。